ドリー夢小説




「明日はあたしの誕生日〜♪」









誕生には…










…それはあたしが生まれた日…

…って言ってもよく忘れられちゃうんだけどね;





「ルンルンル〜ン♪」


「ん?機嫌いいな!」


「あ、三井くんウフフッちょっとね〜v」





キャー///

朝から三井くんと話してしまった☆

三井くんはあたしの憧れの人で大っ好きな人…

でも、まだ友達止まり…(泣

まぁ…三井くんモテるからあたしなんか眼中にないか…

しゃべれるだけマシか!





「なんだよ彼氏でも出来たのか??」


「か、彼氏なんてそんな//いないってば!」





むしろ、あなたが彼氏になって下さい!!

はぁ〜…きっと三井くんはあたしが明日誕生日だってこと知らないよね…





「ふぅ〜ん…」


「あははっ////」


「…………」






あれ…?反応が…;;

あ、あたしいけない事でも言った…??

マズイ…三井くんの顔が…

とんでもないコトに;

ど、どどどどうしよう…

嫌われたとか…?もうロ聞いてくれなかったり…;;

あぁ〜ど・う・し・よ・う;;






「み、三井くん…?」


「俺もう行くわ……」


「え、ちょっ、三井く〜〜ん!…行っちゃった…」






それから三井くんはしゃべってくれなかった…






そして時間はあっと言う間に過ぎていった…







「誕生日の前日なのに…」


!ん?どうしたのそんな今にも死にそうな顔して」


「ううん…何でもない…そんなことより明日たん…」






誕生日と言いかけた瞬間がとんでもないことを言った…






「ちゃんとお土産買ってくるからね!」


「…え?」






プレゼントの間違いだとあたしは思った…






「あたし、家族とねずみーランドに行くのv」


「そ…そうなんだ…」


「ちょー楽しみ!」


「よかったね…!あたしの分まで楽しんできてよ!」


「うん!お土産楽しみにしててね♪」


「う、うん!あ…松井ちゃんとかは…?」


「松井ちゃんたちもお出かけだって!」


「そーなんだ…」






やっぱり忘れられてる…

なんて覚えにくいよねきっと…






「帰る…」


?…どうしたんだろ…」






皆ヒドイっ!もういいよっ!!

家族だけであったかパーティーするからっ!!






「お母さん!あした…」


「あぁ、もうイヤッ!明日残業で帰るの遅いから;;」


「ざ、残業…??」






聞いてないよおっかさーーーんっ!!






「俺も明日から出張で北海道;」






そそそ、そんなお父さんまで…






「……っ」


?!どうしたのかしら…あなた知らない?」


「さぁ?」






さあ?だって〜〜?!

ぬぉぉぉっ!もう知らない!!

あたしは部屋に閉じこもった。






「どいつもこいつも…はぁ…三井くんとはしゃべれなくなっちゃうし…もう最悪…」







あたしはいつの間にか眠ってしまった…













そして誕生日当日…













「お父さんは仕事で明後日まで帰ってこないから、それと…冷蔵庫にいろいろあるから適当に食べてね!じゃあ、お母さん行くね!」


「行ってらっしゃい…」






ふっ…

とうとう誰も思い出さなかった…






「ぐすっ…」




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆ ←着信音




電話…?誰からだろ…




「もしもし〜…?」


『俺だけど…』


「そ、その声は三井くん//?!」


『せーかい…!』


「どうしたの…?」


『今ヒマか…?』


「ま、まぁ…」


『だったらスグ公園に来い!』


「こ、公園に?今から…?」


『おぉ…!』


「わかった…じゃあ切るね」


『あぁ…』






やったーーー!!

三井くん怒ってなかったんだ!

公園か…なんだろなぁ〜////






「よしっ行こう…ってこの格好じゃヤバイか…」






今あたしはジャージ姿です…






「これなら!よっしゃ〜!行きますか!」






あたしはルンルン気分で家を出た。






「あっ///」






公園にはもう三井くんがいた。

部活帰りなのか隣には大きなスポーツバックが置いてあった。






「三井く〜ん!」


「おせーよっ;;」


「ご、ごめん…」


「まぁ、イイけどよ…!」


「それよりどうしたの?」


「あぁ!」






三井くんは鞄を探り始めた。

そして小さな白い箱をとりだした






「ほら…誕生日プレゼント///」


「え…」


「いらねぇーか…?」


「…」






言葉がでなかった…でも、涙はでた…






「ふっ…うぅ…」


「お、おい!迷惑だったか?!泣くなって;」


「ちがっ…うれしくて…っ…」


「……」


「家族にも忘れられてたのにっ…三井くんは覚えててくれた…!っ…」


「じゃあ、泣くなよ…な?」


「うぅ、そ、れが止まんない///っ…」


「バカ…ほら」






スッと差し出されたのはタオルだった。






「っ…ありがと…ひっく…」


「だぁ〜!!泣くな!俺は笑ってるの方が好きなんだよ///!!」


「っ///?!」






気づいたらあたしは三井くんの腕の中だった…






「三井くん…///」


「ワ、ワリィ;;」


「ううんっ…もう少し…このまま…///」


「…おう//」


「あたしも三井くんが好き…///」


…あ、これ…」


「ゆ…びわ?いいのもらっちゃって?!」


「おぉ!あっ待て!」


「え?」


「俺と結婚を前提に付き合ってくれ…/////」


「よろこんでっ///」







最悪な誕生日が最高の誕生日になっちゃった!!

このあとちゃんと皆からもお祝いの言葉とプレゼントもらえました!!























蒼侍サマに捧げます!!
はぁ〜…もう、なにもかもスイマセン!!(逃
あ、いつかこの作品のおまけをUPするので
楽しみにしてて下さいねv