私とあなたの恋愛事情
「花道ぃ〜!!またあたしのパン食べたでしょう;」
「ぬ?俺は知らんぞ!!」
「嘘つくな!くちの周りにパンくずついてるし…」
「ふぬぅ〜…1つぐらいいいだろうが!」
「よくなぁ〜〜い!」
こんな会話が毎日のようにされる。
何処にでもありそうなただのやり取りが
にとってなによりも楽しい時間になっていた。
「なんだ、またやってんのか?」
「あ、洋平!花道のバカがまたあたしの大事な食料を勝手に食べちゃったのよ;」
「バカではない!天才だ」
「どうみてもバカでしょうが!」
「はぁ〜^^;」
花道とはいわゆる幼馴染だ。
そして洋平はたちにとって保護者みたいな存在。
実はは花道のことが好きだったりする…
でも幼馴染っていう壁がたちの邪魔をする。
は洋平に少し前からこのことについて相談していた。
でも花道には…
「桜木くん!」
「は、は、はははは晴子さぁん///」
「………はぁ…」
「まぁまぁ、落ち込むなって」
花道はバスケ部主将の妹の赤木晴子ちゃんっていう
すっごく可愛い子が好きみたい…
あいつは昔から面食いだったもんなぁ〜…
晴子ちゃんは流川楓のことが好きらしいけど...
つまり「私→花道→晴子ちゃん」みたいな。
「あたにもうだめだよぉ〜;」
「…、次の授業さぼらね?」
「ん〜…じゃあ相談のって」
「おぉ!じゃあ屋上いくか^^」
と洋平は屋上をめざして歩いた。
屋上には誰もいずたち二人きりだった。
「、大丈夫か…??」
「いつも花道があたしにむける笑顔と晴子ちゃんに向ける笑顔は違いすぎるもん…」
「そうか…?」
「全然違うもん…毎日見てるとさすがにつらい…」
「そんなにつらいならさ...」
「花道を諦めろって?何度もそう思ったよ」
「だったらなんで…」
「あいつの笑顔が好きだから…優しいとこが好きだから」
「らしいな^^」
「あたしは花道じゃないとダメなんだぁ〜」
いつも傍にいてくれた花道
喧嘩する相手も花道
悲しい時笑わせてくれたのも花道
いつの間にかのなかでの花道は
大きな存在になっていた。
「花道はあたしにとって空だから^^」
「そら?」
「ずっと上から見ててくれるじゃん♪」
「悪く言えば見下ろしてるってか?あいつでかいからな^^」
洋平は笑いながら空を見つめた。
も洋平につられて笑った。
「なんか話したら結構楽になったw」
「そりゃよかった!俺は笑ったが好きだからな」
「なんか照れるじゃん//ありがとね洋平!ほんと頼れる親友だよ」
「ぉ、おぉ!」
洋平は少し寂しそうな顔をしたがまた上を向いた。
は気づかず空を見続けている。
「俺ってずっと親友??」
「え?うん、そうだねw」
「それ以上になれるように俺も頑張らねぇとな♪」
「洋平?」
「俺、大楠達んとこ戻ってるわ!」
「ぁ、うん!ありがとね」
洋平は右手をふりながら出口に向かって歩き出した。
「洋平なにが言いたかったのかな??」
はごろんと横になって目を閉じた。
続く...
-反省-
花道少ししかでてないし;
なんかすいません!!
水戸夢になっちゃってますが
次回からちゃんと花道と
絡ませますんで
次回をお楽しみにw